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本文 非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用について
【非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用について】

 自動体外式除細動器(AED)とは、除細動が必要な心臓の状態を判断し、治療する心臓電気ショックの器械である。

 心臓突然死の大部分といわれる「心室細動」による死者は年間約5万人と推測され、交通事故死(約1万人)自殺(約3万人)よりも多いといわれている。
 この「心室細動」を正常な状態に戻す唯一の方法は、除細動(心臓への電気ショック)である。心停止となった場合、除細動実施までの時間が傷病者の予後を決定するもっとも重要な因子なので、現場における早期(心停止から5分以内)の除細動を行うことが必要である。

 AEDの使用はこれまで、医師、救急救命士、飛行機の搭乗員に限られていたが、 平成16年7月1日 厚生労働省は、心停止者に対して救急隊員の到着までの間に現場に居合わせた人が、速やかに除細動を行うことがより有効であるとの観点から非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用を認めるべきとの方針を打ち出した。

 福井県は非医療従事者がAEDを使うためには、講習(3時間位)を受けていることが望ましいとの方針から、福井県AED普及啓発協議会を福井県医師会に設置し、一般市民に対する普及啓発講習会を開催している。
(詳細は福井県医師会 http://www.fukui.med.or.jp/AEDHP/AEDHP.htm まで)

 高円宮のご不幸もこの心室細動による心停止によるものであった。また、近年運動中の突然死のニュースが相次いで報道されている。最近では万博会場での入場者が心肺停止状態になりAEDの処置などで一命を取り留めている。
 不特定多数が利用する施設(学校、スポーツ施設、公共施設、ショッピングセンター)等で非医療従事者が活用できるようAEDを設置するなど、国、地方公共団体、関連団体、学会など様々な主体が努力し、国民の関心と協力への意欲を高めるような取組みがすすんでいる。
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